まず腰痛は大きく緊張性腰痛と慢性腰痛の2つに分けられます。
緊張性腰痛は腰に過度なストレスをかけることで交感神経が優勢になり、腰のさまざまな筋肉が緊張状態になる。
すると前後左右のバランスが崩れ、それを調整しようとさらに筋肉に負担がかかり、限界を超えたところで痛みが発生する。
椎間板に負担がかかりヘルニアになったり、神経圧迫をおこし坐骨神経痛を併発する場合もあります。
慢性腰痛は日常的に継続した鈍痛のことを指しますが、このまま放っておくと重いものを持った時や無理な姿勢を取った時などに急激な痛みになることもあります。いわゆるぎっくり腰ですね。
次に腰痛の原因について書いていきます。
・1日に連続して2時間以上運転する
・仕事中、座りっぱなし or 立ちっぱなし
・中腰での作業が多い
・脚を組んで座るクセがある
・足に合わない靴を履いている
・運動不足 or 運動のしすぎ
・腹筋が弱い
・左右どちらかの肩が凝っている
姿勢がかなり重要なポイントです。
人間の上半身は体重の60%を占めると言います。
体重50kgの人の場合、上半身で30kgの計算。
その30kgを腰で支えていて、前傾姿勢になればなるほど腰に負担がかかります!
結果として腰椎や骨盤が歪んでしまい正しい姿勢を取れない。
そしていつも悪い姿勢でいるために腰回りの筋肉のバランスも崩れている。
いつ腰痛が出てもおかしくない人が本当にたくさんいます。
痛みが出てからのケアも大切ですが、予防のためのケアをお勧めします。