先日インナーユニットの重要性を勉強してきました。
インナーユニットやインナーマッスル、コアマッスルなどの言葉を耳にしたことはあると思います。ただ実際にどこのことを言いているのかいまいちよくわからない人も多いでしょう。
インナーユニットとは体幹部の筋肉を指し、上部が横隔膜、下部が骨盤底筋群、側面が腹横筋、前面が腹直筋、後面が多裂筋や脊柱起立筋群。姿勢を保持するときに使う筋肉のことです。
この中で横隔膜や腹横筋は呼吸にも関わる重要な筋肉なのですが、現代人はこれらの筋肉をちゃんと使えていない人が多い。
そのため他の筋肉で代用して呼吸をしているんです。特に息を吐くことができていません。横隔膜や腹横筋の収縮によって息は吐かれるのですが、それができないため体を前に折り曲げて前傾することで呼吸を手伝っています。また吸う時にも横隔膜や腹横筋が働かないと、胸鎖乳突筋や僧帽筋など首や肩の筋肉が代わりに胸郭を開く手伝いをしてくれます。
このように横隔膜や腹横筋がちゃんと働けない状態だと呼吸が浅くなり、腰や首・肩の筋肉にも負担をかけてしまいます。
結果として肩こりや腰痛などを引き起こしてしまうのです。これらの原因が呼吸からというケースが多いので、これからは横隔膜を使えるようにエクササイズも取り入れてアジャストメントしていきますので、宜しくお願い致します。