寝違いや慢性肩こりなどさまざまな原因で首が回りにくくなることがあります。
先日車の乗り降りの際にちょっと違和感を感じ、翌日には痛くて右を向けなくなっていたとのことでいらっしゃったクライアントがいました。
検査をしてみると、右を向く、下を向く、右に首を倒す動きで痛みを感じていました。その際に明らかに斜角筋群と言われる首の前側の筋肉の過緊張がありました。
直接斜角筋群を緩める方法もありますが、頚椎・胸椎のアジャストメントと肩甲骨周りの筋肉の調整でかなり改善することができました。その後セルフケアで出来る斜角筋群のゆるめ方をレクチャーしてその日は終了。
アジャストメント前後で首の可動域は70%ほど改善。痛みも軽減しました。アジャストメント直後に全部改善できればベストですが、受けた後はどんどん体の治癒力は向上するのでその場で痛みや症状を取り切れなくても徐々に改善します。
痛みを取ることに一生懸命になって刺激を入れ過ぎても良くなるとは限りません。長時間のマッサージを受けてもすぐに戻ってしまうのは典型的な例です。
当センターでは最小限の刺激で最大限の効果が出るよう、皆さんの身体と相談しながら施術させていただきます。その場の快楽よりもちゃんとした改善を一緒に目指しましょう!