肩こりがつらい方がよく聞くアドバイスは温めること・動かすこと・ストレッチなどでしょう。
もちろんこれらはとても重要なことです。たいていの場合は同じ姿勢での作業や仕事で筋肉が固くなり、血行不良をおこしているのですから、血行を改善するためには温めたり、動かすことは有効です。
その次に意識しやすいのが深呼吸。これも緊張を和らげ代謝をあげられるので、肩こりに限らず健康のために普段から心がけておいてください。
そして内臓の問題じゃなくても食事も気を付けた方がいいでしょう。
温めるという観点は一緒なので、極力冷たいものはさけることをお勧めします。そして筋肉の疲労を和らげるという観点ではクエン酸を多く含むものを摂りましょう。
クエン酸に肩こりや筋肉痛の他に、心身の疲労、肝臓病などの予防・改善、脳の神経疲労を和らげるなどの効果があります。他にもクエン酸はアルカリ性なので、不摂生によって体内が酸性に傾いた時に起こるカルシウムの流出を防ぐこともできます。
食品としてはレモンやグレープフルーツなどの柑橘類、イチゴやキウイ・パイナップルなどの果物、梅干しや酢の物もいいですね。大雑把な言い方をすると酸っぱいものを意識的に摂ってください。
それらにはビタミンCを含むものも多く、体内でコラーゲンの生成ならびに抗酸化物質として働いてくれます。ビタミンCが欠乏するとコラーゲンの構造が弱くなるため毛細血管から出血しやすくなるので歯肉炎や貧血、全身倦怠感、脱力、食欲不振の症状が出てきます。
肩こりを持っている人は上記の問題も併せ持っている場合も多く見受けられますので、総合的に健康になるために食生活を見直してみましょう(^^)/