肩こりとは頭や腕を支えている筋肉の血行不良が原因で疲労物質が蓄積した状態をさします。
肩こりの原因が血行不良なら温めたり、マッサージをして血行を良くすればいいんだ!というのは皆さん思いつきますし、実際にやっている方も多いと思います。そして血行を良くするためにアレコレやっているのに、一向に肩こりが改善していない方も多いのではないでしょうか?
それはなぜでしょう?
肩こりの原因は筋肉の血行不良ですが、ここで一歩踏み込んで筋肉の血行不良の原因を考えていきましょう。
筋肉の血行不良の原因は長時間の同じ姿勢・運動不足・冷え・薬の常用・自律神経のバランスの崩れが考えられます。特に肩こりから偏頭痛になっている方のほとんどは頭痛薬を常用しているのではないでしょうか?
頭痛薬に限らず、痛み止めは交感神経を緊張させて血管を収縮し血行不良を促進させます。つまり薬を飲むこととマッサージは全く反対のことをやっているんです。
血行不良の原因である長時間の同じ姿勢と運動不足を一気に解消できるのが簡単な屈伸運動や深呼吸です。
特にデスクワークで一日中パソコンをやっている人は最低でも1時間に1回は首や肩をゆっくり回し、背筋を伸ばしながら深呼吸をするようにしてください。それだけでも体も心もリフレッシュすることが出来ます。